紹介予定派遣制度
就職氷河期を経験した女性が希望の職に就くための活動が、活発になっています。
景気回復の影響もあってか、”第2新卒”と呼ばれ、大学卒業後数年以内に転職する人などの採用も増加している状況を、女性たちは再挑戦の好機ととらえているようです。
リクルートの調査によると、00年の大学新卒の求人倍率は0.99倍で、
調査を始めた1987年以降最低でした。
希望しない仕事に就いた人も多く、入社後間もなく離職する傾向が強まったのです。
厚生労働省によると、2000年3月に大学を卒業、就職した人の36.5%が3年以内に離職。とりわけ女性の離職率は46.6%に上りました。
それが、07年の卒業予定者の求人倍率は1.89倍に回復したのです。
様々な業種で、新卒の採用だけでは足りなくなっており、求人は増えつつあるようで、こうした状況もあって、多くの女性が、適性に合った仕事を目指し、就職活動に再挑戦しています。
紹介予定派遣制度は、半年間企業で働いて適性を見極められる。企業と派遣社員が”相思相愛”になれば正社員に採用される可能性があるのです。
ハローワーク大森(東京都大田区)が主催して先月行われた、製造業の職場見学バスツアーでは、女性参加者が3分の1を占めたそうです。
いまは就職氷河期に卒業した30歳前後では、女性の方が就職活動に熱心になっている状況ですが、景気が良くなったからといって、誰でも希望の仕事に就けるわけではないので、なるべく幅広い業種を実際に見ることが、自分に合った仕事に巡り合える近道かもしれません。
人材サービス業や公的機関は、若者の転職を支援するためのプログラムを充実させていて、毎日コミュニケーションズは先月、主に20代後半?30代を対象にした転職情報サイト「毎日キャリアナビ」を刷新。
転職希望者が、企業説明会やセミナー情報を検索できるようにしました。
人材派遣のフジスタッフは、”第2新卒”を対象に研修やカウンセリングを行う「キャリアインターンシップ制度」の説明会の回数を増やしています。
また東京都が就職支援を目的に設置した東京しごとセンターでは今月7日、新卒時の就職に失敗したものの、現在は希望の仕事に就いた若者が体験を話すイベントを開くなど、いろんな情報提供の手段がとられています。
これらをうまく活用して希望の職種の仕事を見つけたいですね。
就職一口メモ
キャリア
キャリア(career)とは単に「経歴」という意味と、「職業を選択し専門的なスキルを身に付ける
職業生活」という意味がある。
日本では国家公務員?種試験に合格したエリート官僚をキャリアと呼ぶ。
他の語と結びつくことも多く、例えば「キャリア・ウーマン」とは、専門的な職業に就いている
女性のことをいう。
就職の場合は、今まで積み重ねてきた仕事の経歴を意味することもある。
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